日本歴史時代作家協会 公式ホームページ

日本歴史時代作家協会
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代表理事より

皆様 いかがお過ごしですか?             

 代表理事 藤原緋沙子

 新型コロナウイルス感染(COVID19)は、ここ数ヶ月で世の中を一変させてしまいました。出版界の現況を見てみても、書店の閉鎖、書店の倒産、それを受けての出版点数の極端な減少、この新型コロナの波は私たち小説家に大きな苦痛と試練をもたらしています。

 多くの職種には手当金や援助金などの支援金が支給されるようですが、小説家にそのような救済金があるとは耳にしておりません。

 日本シナリオ作家協会などは、『持続化給付金』に該当する者があれば申請するよう通知しておりますが、果たして小説家が該当するのかどうか……。

 小説家は、今は耐え忍び、新型コロナがおさまるのを待てという事なのでしょうか。歯がゆい思いでございます。

 新型コロナ発症のニュースを聞いた時、私は幕末にコレラが何度も上陸してきた時の騒動に思いを馳せました。人々はバタバタと倒れ、一家全滅した家も多く、葬列は途切れることを知らず、江戸の街は経済停止、街道筋も人の影は絶え、人々は恐怖に震えていたようです。

 そのような過去があるにもかかわらず、このたび日本に新型コロナが発生した時、厚労大臣が会見いたしましたが、その顔に危機感は見られず、笑みさえ浮かべているようにみえました。

 この方は、得体の知れない病の到来を軽くみているのではないか……私はかえって強い恐怖と危機感を抱いたのを覚えています。

 以後私は、外出するたびに、マスク、手袋、フェイスシールド(帽子に取り付けたもの)、そしてアルコール持参を励行し、帰宅するや着用していた服は洗濯機に入れて、風呂に直行しています。むろんスーパーなどで購入してきた物は全部消毒(次亜塩素酸水)してから冷蔵庫に入れています。

 当初は大いなる恐怖で執筆もままならない日を過ごしておりましたが、近頃ようやく落ち着いて机に向かっています。

 皆様もどうか油断のないよう気を付けてお過ごし下さいませ。

2020.11.24 Tuesday