シネコラム第561回 お嬢さん乾杯! 第561回 お嬢さん乾杯!平成元年五月(1989)銀座 並木座 木下恵介監督といえば、『二十四の瞳』や『野菊の如き君なりき』や『喜びも悲しみも幾歳月』などの悲劇や社会派作品が有名で、観客を泣かせるイメージが強い。私は木下監督の可哀そうな映画... 2023.03.17シネコラム
シネコラム第561回 お嬢さん乾杯! 第561回 お嬢さん乾杯!平成元年五月(1989)銀座 並木座 木下恵介監督といえば、『二十四の瞳』や『野菊の如き君なりき』や『喜びも悲しみも幾歳月』などの悲劇や社会派作品が有名で、観客を泣かせるイメージが強い。私は木下監督の可哀そうな映画... 2023.03.17シネコラム
頼迅一郎(平野周)第19回 「禅僧たちの生涯 唐代の禅」(春秋社) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー19「禅僧たちの生涯 唐代の禅」(小川隆、春秋社) タイトルを見て歴史の新書、専門書のレビューになぜ宗教書が? と驚かれた方もいらっしゃることと思いますが、本書は副題に「唐代の禅」とあるように、中国の唐の時... 2023.03.14頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
雨宮由希夫書評『熱河に駆ける蹄痕 小説小日向白朗』 書 名 『熱河に駆ける蹄痕 小説小日向白朗』 著 者 織江耕太郎発行所 春陽堂書店発行年月日 2022年8月31日定 価 ¥1800E 小説 小日向白朗 熱河に駆ける蹄痕作者:織江耕太郎春陽堂書店Amazon 大... 2023.03.12雨宮由希夫
シネコラム第560回 東京おにぎり娘 第560回 東京おにぎり娘平成二十二年年八月(2010)神保町 神保町シアター 若尾文子の出演する映画は一九五〇年代から一九六〇年代がほとんどで、私が映画をたくさん観始めた一九七〇年代以降には主演作はほとんどない。ただ一九七五年にフジTVで... 2023.03.12シネコラム
シネコラム第559回 結婚のすべて 第559回 結婚のすべて平成十一年九月(1999)京橋 フィルムセンター大ホール 岡本喜八の才能は光り輝いていた。というか、これこそ私好みの上質のコメディなのだ。なかなか日本映画には珍しい。 まず太陽族映画の撮影場面から始まり、性風俗の乱... 2023.03.09シネコラム
シネコラム第558回 月給泥棒 第558回 月給泥棒平成二年十二月(1990)池袋 文芸坐2 宝田明主演の『月給泥棒』は東宝の典型的なサラリーマンサクセスストーリーであり、『ニッポン無責任時代』より公開は半年ほど後になるが、ほぼ同様のコメディである。監督は私の大好きな喜... 2023.03.06シネコラム
頼迅一郎(平野周)第18回「江戸藩邸へようこそ」(インターナショナル新書) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー18「江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」」(久住 祐一郎、インターナショナル新書) 寛政の改革を主導した松平定信が、幕閣を去ったのは寛政5年7月です。しかしながら、その後の幕政に大きな変化はありませ... 2023.03.06頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第557回 ニッポン無責任時代 第557回 ニッポン無責任時代平成五年八月(1993)早稲田 ACTミニシアター 一九六〇年代、小学生の私がもっとも好きなスターはクレージーキャッツの植木等だった。当時、青島幸男作詞の「スーダラ節」が大ヒットし、植木等主演の『ニッポン無責任... 2023.03.04シネコラム