会員の本

日本歴史時代作家協会所属の会員の新刊を紹介します。

【新刊】有馬美季子『お葉の医心帖』
2023年11月、有馬美季子さんの文庫書き下ろし時代小説、『お葉の医心帖』が刊行。 「お父つぁん、おっ母さん、もうすぐ私もいくからね」 流行り病で両親を亡くし、奉公先のいじめに耐えきれず、川に身を投げたお葉。だが、気づくと町医者・道庵のもと...
【新刊】おぼろ菓子 深川夫婦捕物帖
2023年9月、有馬美季子さんの文庫書き下ろし時代小説『おぼろ菓子 深川夫婦捕物帖』(祥伝社文庫)が刊行されました。 【内容紹介】 深川蛤町で飯屋〈川野〉を営むお純と一帯を駆け回る岡っ引きの弥助。 この夫婦、誰もが羨むほど仲が良い。美味い夕...
【新刊】藍染袴お匙帖(14) 雨のあと
2023年9月、藤原緋沙子さんの文庫書き下ろし時代小説『藍染袴お匙帖(14) 雨のあと』(双葉文庫)が刊行されました。 【内容紹介】 松井町の番屋に急に呼び出された桂千鶴。駆けつけると、元女郎のおつねが腕を折られるなど酷い暴行を受け苦しんで...
【新刊】伊多波碧『家族』
2023年7月、伊多波碧(いたばみどり)さんの文庫書下ろし小説『家族』(光文社文庫)が発売されました。 【内容紹介】 「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋「しん」。飛脚問屋の元美人女将と娘の二人が訳あって営むことになった、その店の近所で火事が起...
【新刊】伊丹完『大江戸秘密指令2 景気回復大作戦』
2023年6月、伊丹完(いたみかん)さんの文庫書き下ろし時代小説『大江戸秘密指令2 景気回復大作戦』(二見時代小説文庫)が刊行されました。 はみ出し藩士たちが藩主の命で町人になりすまし、健気に暮らす江戸の庶民を食い物にする悪を、チームで懲ら...
【新刊】藤原緋沙子『絵師金蔵 赤色浄土』
2023年5月18日、藤原緋沙子さんの長編歴史小説『絵師金蔵 赤色浄土』(祥伝社)が刊行されました。 幕末の土佐に生まれ「絵金」と呼ばれた、艶やかな色彩で見る者を虜にした異才の激動の生涯を描いた歴史長編。作家生活20周年記念作品です。 おこ...
【電子書籍】橘かがり『焦土の恋 "GHQの女"と呼ばれた子爵夫人』
2023年5月、橘かがりさんの戦後史小説『焦土の恋 "GHQの女"と呼ばれた子爵夫人』(歴史行路文芸文庫)が電子書籍(Kindle)で発行されました。 日本歴史時代作家協会が手掛けた「歴史行路文芸文庫」の第1号となります。
【新刊】三田誠広『光と陰の紫式部』
2023年4月、三田誠広さんの長編歴史小説『光と陰の紫式部』(作品社)が刊行されました。 幼くして安倍晴明の弟子となり卓抜な能力を身に着けた香子=紫式部。その波瀾の生涯を描く長編小説。
【新刊】橘かがり『女スパイ鄭蘋茹の死』
2023年3月、橘かがりさんの歴史サスペンス小説『女スパイ鄭蘋茹テンピンルーの死』(徳間文庫)が刊行されました。 1941年上海。日本人の母と中国人の父をもつ、美貌の女スパイ鄭蘋茹(テンピンルー)に指令が下った。 二つの祖国に引き裂かれなが...
【新刊】藤原緋沙子『秘め事おたつ(四)春よ来い』
2023年3月、藤原緋沙子さんの人気シリーズ『秘め事おたつ(四) 春よ来い』(幻冬舎時代小説文庫)が刊行されました。 両国の稲荷長屋で金貸しを営むおたつには、もうひとつの顔があった。それは花岡藩・奥女中の総取締役。跡目争いに巻き込まれ行方知...
【新刊】菊池仁編『知られざる徳川家康 歴史小説傑作選』
2023年2月、文芸評論家の菊池仁(きくちめぐみ)さんが、歴史小説アンソロジー『知られざる徳川家康 歴史小説傑作選』(光文社文庫)を出版されました。 徳川家康が表舞台での活躍の背後には、特異なる家臣たちとの交わりもあった。殿の初陣を待つ困窮...