シネコラム第597回 PLAN75 第597回 PLAN75令和五年五月(2023)高田馬場 早稲田松竹 人口増加と食糧危機から国家に代わって営利優先の企業が世界を支配するディストピア映画『ソイレントグリーン』が公開されたのは一九七三年だったが、そこに描かれた悪夢の未来は二... 2023.07.12シネコラム
新刊【新刊】伊多波碧『家族』 2023年7月、伊多波碧(いたばみどり)さんの文庫書下ろし小説『家族』(光文社文庫)が発売されました。【内容紹介】「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋「しん」。飛脚問屋の元美人女将と娘の二人が訳あって営むことになった、その店の近所で火事が起きた... 2023.07.12新刊
雨宮由希夫書評『絵師金蔵赤色浄土』 書 名『絵師金蔵赤色浄土』著 者 藤原緋沙子発行所 祥伝社発行年月日 令和5年5月20日定 価 ¥1925E 「絵金」、何と俗な名前か。しかも、一度耳にすると決して忘れられない強烈な余韻が残る名前であるが、浅学菲才の身で、本書に出会う... 2023.07.09雨宮由希夫
頼迅一郎(平野周)第32回「楠木正成 知られざる実像に迫る」(批評社) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー32「楠木正成 知られざる実像に迫る」(千早赤阪楠公史跡保存会編・生駒孝臣・尾谷雅比古著、批評社) 楠木正成ほど、その人物像や評価が大きく変わる(変わった)人物も珍しいのではないでしょうか。戦前は皇国史... 2023.07.09頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第596回 必殺仕置人 いのちを売ってさらし首 第596回 必殺仕置人 いのちを売ってさらし首令和五年七月(2023)阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷 池波正太郎原作『必殺仕掛人』シリーズがTV放映されたのが一九七二年九月から半年間であり、後番組として、同様の江戸の殺し屋集団を描いた『必殺仕置... 2023.07.09シネコラム
シネコラム第595回 M3GAN ミーガン/M3GAN 第595回 M3GAN ミーガン/M3GAN令和五年六月(2023)立川 TOHOシネマズ立川立飛 古今東西、人形には魂が宿ると言われていて、自然に動いたり、しゃべったりする怪異が伝えられ、死霊や悪魔が憑依した魔性の人形など、怪奇小説やオカ... 2023.07.06シネコラム
シネコラム第594回 ザ・フラッシュ 第594回 ザ・フラッシュ 令和五年六月(2023) 日本橋 TOHOシネマズ日本橋 H・G・ウェルズの新神経促進剤は人の動きを超高速にする薬品で、飲んだ人間は動きが速すぎて着ている衣服が摩擦で焼けてしまう。ギヨーム・アポリネールのオノレ... 2023.07.04シネコラム
頼迅一郎(平野周)第31回「江戸の終活 遺言からみる庶民の日本史」(光文社新書) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー31「江戸の終活 遺言からみる庶民の日本史」(夏目琢史、光文社新書) 現代は超高齢化社会といわれています。併せて、少子化社会でもあります。遺言を子孫に残す人が何割くらいいるでしょうか。 江戸時代は、およそ2... 2023.07.02頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー