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エッセー

「女が築いた日本国」第三十四回 三田誠広

第三十四回 孝謙・称徳女帝と道鏡禅師 古代最後の女帝。 皇極・斉明女帝と同じように、二度にわたって即位したので、諡号が二つある。最初が孝謙、二度目が称徳。ここでは孝謙女帝と呼ぶことにしよう。 ぼくは大昔に『天翔る女帝』(廣済堂出版)という作...
合評会

生田修平 「インフレ時代の学校経営~三部作」

→PDF版で読みたい方はこちらインフレ時代の学校経営~三部作 生田修平【黒板消し】 1970年代、列島は未曽有のインフレに直撃される。1974年の消費者物価指数は20%を超え、当時の福田赳夫蔵相は「狂乱物価」と命名した。物価高は小学校の経営...
合評会

川島怜子「村雲の誘惑」

→PDF版で読みたい方はこちら村雲の誘惑 川島怜子淡い赤が部屋のひと隅を照らす。パチッ、パチパチ、深更を深める夜二人きりの部屋に、灯る灯明の芯の微かな音が響く――「そなたを見ていると懐かしい…」米一丸はふと視線を落とした。村雲は華奢な指で、...
シネコラム

第724回 アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

第724回 アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし令和八年一月(2026)新宿 新宿ピカデリー 事前の情報を調べず、予告編も見ず、ぶらっと映画館に入ったら、面白い作品だったという経験は貴重である。最初から興味のないジャンルは敬遠するので...
イベント

2026年日本歴史時代作家協会の新年会を開催しました

2月1日|新宿ライオン会館|新年会のご報告2月1日(日)、東京・新宿のライオン会館にて、日本歴史時代作家協会の2026年新年会を開催しました。当日は28名の会員の皆さまにご参加いただき、終始にぎやかで和やかな会となりました。ご出席いただいた...
エッセー

「女が築いた日本国」第三十三回 三田誠広

第三十三回 光明皇后と紫微中台 持統女帝と藤原不比等が夢に描いた藤原京は、唐の長安を模したといわれている理想の王都だ。幅の広い道路を碁盤の目のように縦横に走らせ、中央に新宮殿を建設するところまでは実施された。だが道路は通ったものの、王都とし...
頼迅一郎(平野周)

第69回『江戸の居酒屋 (歴史新書)』(洋泉社新書)

『江戸の居酒屋 (歴史新書)』(伊藤善資、洋泉社新書)「呑兵衛」と書いて何と読むでしょうか。「どんべえ」ではありません。「のんべえ」と読むそうです。文字通り「酒飲み」のことです。 現在では日本酒は、国際的にも注目されていて、和食の普及と共に...
エッセー

「女が築いた日本国」第三十二回 三田誠広

第三十二回 橘三千代はどこから来たか ぼくたちは名字(苗字)というものを使っている。ファミリーネームであり、一族の名称だ。夫婦別姓とか、そういう話をするつもりはない。個人名だと、同じ名前の人がいて区別がつけにくいので、氏族の名称を先につけて...
エッセー

「女が築いた日本国」第三十一回 三田誠広

第三十一回 元明女帝と平城京遷都 平安京遷都をしたのが桓武天皇だということはよく知られているが、平城京遷都の元明女帝は、あまり知られていない。 京都はその後も千年以上にわたって、天皇の御座所であり続けた。 奈良はそうではない。 東大寺や興福...
シネコラム

第722回 コート・スティーリング

第722回 コート・スティーリング令和八年一月(2026)立川 シネマシティ 思わぬ拾い物であった。主演のジェラルド・バトラーは『エルビス』でもさほど印象に残っておらず、ダーレン・アロノフスキー監督作も以前に何本か観ているが、特に気に入った...