シネコラム番外編 シャーロック・ホームズ関連作品 シャーロック・ホームズの映画は無数にあります。コナン・ドイル存命中にすでにサイレント作品が作られていました。ただし、日本で劇場公開された作品は残念ながら非常に少ないです。映画館または試写室で私が観た作品のうち、今までこのシネコラムで紹介した... 2025.04.07シネコラム
頼迅一郎(平野周)第59回『新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者』(講談社学術文庫) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー59『新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者』(松木寛、講談社学術文庫2840) 2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公は蔦屋重三郎です。 本書は、その蔦屋重三郎(寛延3年(1750)生まれ)の生涯を... 2025.03.31頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第693回 オーケストラ! 第693回 オーケストラ!平成二十二年五月(2010)銀座 シネスイッチ銀座 ソ連解体後のモスクワ。ボリショイ交響楽団の清掃員アンドレイ・フィリポフはもと天才的な主席指揮者として活躍し、世界的な名声も得ていたが、ブレジネフ政権下、ユダヤ人演... 2025.03.29シネコラム
シネコラム第692回 がんばれ!ベアーズ 第692回 がんばれ!ベアーズ昭和五十二年十一月(1977)大阪 天王寺 ステーションシネマ ウォルター・マッソーは喜劇俳優として高く評価されている。私は学生時代に『シャレード』『ハロー・ドーリー』『サブウェイ・パニック』など名画座で観たが... 2025.03.24シネコラム
シネコラム第691回 ペーパー・ムーン 第691回 ペーパー・ムーン昭和四十九年十一月(1974)神戸 三宮 ビック映劇 ライアン・オニールとテイタム・オニールの親子共演『ペーパー・ムーン』は、テイタムが最年少でアカデミー助演女優賞を受賞し、話題になった。 ピーター・ボグダノヴィ... 2025.03.15シネコラム
シネコラム第690回 死に損なった男 第690回 死に損なった男令和七年二月(2025)立川 シネマシティ 幽霊が登場して主人公に語りかけるコメディは、死んだ妻が夫の前に現れるノエル・カワードの『陽気な幽霊』をはじめとして、けっこう多い。が、縁もゆかりもない赤の他人が幽霊となっ... 2025.03.09シネコラム
頼迅一郎(平野周)第58回「現代語訳 応仁記」(ちくま学芸文庫) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー58『現代語訳 応仁記』 (志村有弘訳、ちくま学芸文庫) ご承知のように「応仁の乱」は、応仁元年(1467年)から文明9年(1477年)まで約11年間続きました。その間の元号から「応仁・文明の乱」と呼ばれる... 2025.03.03頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第689回 あばれ駕籠 第689回 あばれ駕籠令和七年二月(2025)阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷 NHKの時代劇『天下堂々』の前に放送された『天下御免』も名作で、江戸に出た平賀源内がたまたま知り合う長屋の町人新助、これが盗っ人の稲葉小僧だった。私はこの時代劇で稲葉... 2025.03.02シネコラム
シネコラム第688回 大江戸評判記 美男の顔役 第688回 大江戸評判記 美男の顔役令和七年二月(2025)阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷 十代の頃にTVで観たNHKの時代劇『天下堂々』は講談『天保六花撰』の河内山宗俊や片岡直次郎に剣客平手造酒が加わり、史実の水野忠邦、鳥居耀蔵、高野長英、千... 2025.02.23シネコラム
シネコラム第687回 リトル・ランボーズ 第687回 リトル・ランボーズ平成二十三年四月(2011)目黒 目黒シネマ いきなりシルヴェスター・スタローンの『ランボー』の一場面。小さな町の映画館の客席で煙草をくゆらしながらスクリーンをビデオカメラで盗撮している少年。小学生のリー・カー... 2025.02.15シネコラム