シネコラム第566回 砂漠の流れ者 第566回 砂漠の流れ者昭和五十年七月(1975)大阪 中之島 SABホール 暴力描写が評判のサム・ペキンパー作品でありながら、ユーモアあふれるのがジェイソン・ロバーズ主演の『砂漠の流れ者』である。時代背景はガンマンやカウボーイが活躍した... 2023.04.12シネコラム
頼迅一郎(平野周)第22回 「足利将軍と御三家 吉良・石橋・渋川氏」(吉川弘文館) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー22「足利将軍と御三家 吉良・石橋・渋川氏」(谷口雄太、吉川弘文館(歴史文化ライブラリー559)「御三家」といって、郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎を思い浮かべる方は、私と同世代です。橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦... 2023.04.09頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第565回 ワイルドパンチ 第565回ワイルドバンチ昭和五十年七月(1975)大阪 中之島 SABホール サム・ペキンパー監督の西部劇として、一番有名なのが『ワイルドバンチ』であろう。 二十世紀初頭の西部、メキシコ国境に近い町で軍服の強盗団が鉄道会社を襲う。首領のパイ... 2023.04.09シネコラム
シネコラム第564回 わらの犬 第564回 わらの犬昭和四十七年九月(1972)大阪 堂島 大毎地下 サム・ペキンパーといえば、暴力描写に定評のある西部劇の巨匠である。私のペキンパー初体験は西部劇ではなかった。一九七二年の秋、十八歳のとき、映画は『わらの犬』で、現代劇で... 2023.04.06シネコラム
頼迅一郎(平野周)第21回 「戦国佐竹氏 研究の最前線」(山川出版社) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー21「戦国佐竹氏 研究の最前線」(佐々木倫朗・千葉篤志編、日本史史料研究会監修、山川出版社)本書は、源義家の弟義光を祖に持つ常陸源氏の嫡流佐竹氏の誕生から秋田転封までのおよそ600年にわたる停滞、発展を時代... 2023.03.27頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
雨宮由希夫書評『女スパイ鄭蘋茹の死』 書名『女スパイ鄭蘋茹の死』 著者 橘かがり発売 徳間書店発行年月日 2023年3月15日定価 ¥720E 女スパイ鄭蘋茹の死 (徳間文庫)作者:橘かがり徳間書店Amazon 不幸な時代、日中のはざまで生きた女性... 2023.03.25雨宮由希夫
頼迅一郎(平野周)第20回 「近藤重蔵と近藤富蔵 寛政改革の光と影」(山川出版社) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー20「近藤重蔵と近藤富蔵 寛政改革の光と影」(谷本晃久、山川出版社(日本史リブレット058)) 本書は近藤重蔵とその子近藤富蔵の生涯を概観したものです。山川出版社から出ているシリーズ『日本史リブレット』の5... 2023.03.21頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第563回 バイオレント・ナイト 第563回 バイオレント・ナイト令和五年二月(2023)新宿歌舞伎町 TOHOシネマズ新宿 クリスマスストーリーといえば、アルバート・フィニー主演のミュージカル『クリスマスキャロル』や、フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生』など、... 2023.03.21シネコラム
シネコラム第562回 秋日和 第562回 秋日和平成元年五月(1989)下高井戸 下高井戸シネマ 小津安二郎監督の『秋日和』は『晩春』の焼き直しだが、私はこちらのほうが好きである。もちろん、『晩春』も決して悪くはない。親子の関係から言うと、『晩春』の笠智衆と原節子のほ... 2023.03.21シネコラム
シネコラム第562回 秋日和 第562回 秋日和平成元年五月(1989)下高井戸 下高井戸シネマ 小津安二郎監督の『秋日和』は『晩春』の焼き直しだが、私はこちらのほうが好きである。もちろん、『晩春』も決して悪くはない。親子の関係から言うと、『晩春』の笠智衆と原節子のほ... 2023.03.21シネコラム