頼迅一郎(平野周)第14回「秀吉を討て」(新潮新書) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー14『秀吉を討て 薩摩・明・家康の密約』松尾千歳・新潮新書) 慶長5年(1600)に起きた関ヶ原の戦いで、石田三成を中心とする西軍は、徳川家康に率いられた東軍に敗れた。 その関ヶ原で、目前の合戦には参加せず... 2022.09.22頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第517回 アンタッチャブル 第517回 アンタッチャブル昭和六十二年十月(1987)新宿歌舞伎町 新宿プラザ 私のブライアン・デ・パルマ初体験は一九七五年公開の『ファントム・オブ・パラダイス』で、これはわが生涯に観た映画の中でも上位に入る。その後、『キャリー』『悪魔... 2022.09.22シネコラム
シネコラム第516回 ラストマン・スタンディング 第516回 ラストマン・スタンディング平成九年二月(1997)日比谷 日比谷映画 派手な暴力描写で名高いウォルター・ヒル監督が黒澤明の『用心棒』をほぼそっくりそのまま、禁酒法時代のテキサスに置き換えてリメイクしたのが『ラストマン・スタンディ... 2022.09.18シネコラム
シネコラム第515回 用心棒 第515回 用心棒昭和五十三年十一月(1978)大阪 阿倍野 アポログリーン 私は三船敏郎が大好きだ。三船といえば黒澤明、『七人の侍』は映画として文句なしに最高である。が、異彩を放つキャラクターといえば『用心棒』の浪人だろう。 すさんだ宿... 2022.09.17シネコラム
雨宮由希夫書名『トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言 書名『トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言』著者 平野久美子発売 潮書房光人新社発行年月日 2022年6月23日定価 ¥840E トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言 (産経NF文庫)作者:平野 久美子潮書房光人新社Amazon... 2022.09.13雨宮由希夫
シネコラム第514回 荒野の七人 真昼の決闘 第514回 荒野の七人 真昼の決闘昭和四十七年十月(1972)大阪 難波 南街劇場 西部の荒野を馬上のガンマンが駆けて行く。背景に流れるのは『荒野の七人』のオリジナルテーマ曲。『荒野の七人 真昼の決闘』の最初のシーン、邦題は大胆にも有名な西... 2022.09.11シネコラム
雨宮由希夫書評『やわ肌くらべ』 書名『やわ肌くらべ』 著者 奥山景布子 発売 中央公論新社発行年月日 令和4年7月10日定価 ¥1700E やわ肌くらべ作者:奥山景布子中央公論新社... 2022.09.01雨宮由希夫
シネコラム第513回 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー 第513回 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー平成十四年十月(2002)大泉 Tジョイ大泉 マイク・マイヤーズが英国スパイと悪の天才の二役を演じるコメディ『オースティン・パワーズ』は三本作られ、二作目の『オースティン・パワーズ デラ... 2022.09.01シネコラム
シネコラム第512回 パリで一緒に 第512回 パリで一緒に昭和六十三年六月(1988)自由が丘 自由が丘武蔵野館 ウィリアム・ホールデンとオードリー・ヘプバーンが売れっ子脚本家とタイピストを演じるロマンティックコメディ。 巴里祭で賑わうパリ。ハリウッドの脚本家リチャードが... 2022.08.28シネコラム
シネコラム第511回 アダプテーション 第511回 アダプテーション平成十六年一月(2004)飯田橋 ギンレイホール スパイク・ジョーンズ監督『マルコビッチの穴』で脚本家として一躍注目されたチャーリー・カウフマンだが、撮影現場では影が薄く、ヒロイン役のキャサリン・キーナーにも... 2022.08.27シネコラム