シネコラム第382回 時をかける少女(2010) 第382回 時をかける少女(2010)平成二十二年三月(2010)新宿 新宿ピカデリー 『時をかける少女』はTVや映画で何度も映像化され、アニメにもなり、演劇になり、コミックにもなっている。ひとつの作品が様々な形でこれだけ繰り返されるのも珍... 2020.08.04シネコラム
シネコラム第381回 時をかける少女(1983) 第381回 時をかける少女(1983)令和二年七月(2020)池袋 新文芸坐 筒井康隆の『時をかける少女』を最初に観たのは一九七二年のNHKドラマ『タイムトラベラー』だった。主役の芳山和子を演じた島田淳子はその後芸名を浅野真弓に変更し『柳生... 2020.08.02シネコラム
シネコラム第380回 着ながし奉行 第380回 着ながし奉行平成十四年二月(2002)阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷 市川崑監督の『どら平太』が公開されたあとのこと、ラピュタ阿佐ヶ谷の岡本喜八監督特集で珍しいTV作品の上映があった。山本周五郎原作『町奉行日記』のTV版、フジテレビ... 2020.07.30シネコラム
シネコラム第379回 マンハッタン無宿 第379回 マンハッタン無宿平成二十一年八月(2009)京橋 フィルムセンター マカロニウエスタンで売れたクリント・イーストウッドが現代都市を舞台に活躍する刑事もの、といえば『ダーティハリー』だが、実はその前にもう一本あったのだ。ただし、... 2020.07.27シネコラム
シネコラム第378回 ダーティハリー 第378回 ダーティハリー昭和四十八年四月(1973)大阪 堂島 大毎地下 クリント・イーストウッドを映画館で最初に観たのが『続・夕陽のガンマン』で、私は中学生だった。そして『ダーティハリー』が公開され、話題になったのが高校時代の終わり頃。... 2020.07.24シネコラム
シネコラム第377回 リチャード・ジュエル 第377回 リチャード・ジュエル令和二年七月(2020)飯田橋 ギンレイホール クリント・イーストウッドは俳優としても大好きだが、映画監督としても名作、佳作をたくさん撮っている。『リチャード・ジュエル』は一九九六年のアメリカ、アトランタオリ... 2020.07.23シネコラム
シネコラム第376回 黒い司法 0%からの奇跡 第376回 黒い司法 0%からの奇跡令和二年一月(2020)神谷町 ワーナーブラザース試写室 アメリカの人種問題は根が深い。奴隷として使役させられていた黒人たちは、南北戦争後、解放はされたが、依然として差別は続いた。黒人は奴隷時代とさほど変... 2020.07.20シネコラム
シネコラム第375回 魔法使いの弟子 第375回 魔法使いの弟子平成二十二年八月(2010)新宿歌舞伎町 ミラノ3 自社アニメーションの名作を次々と実写化しているディズニー。そんな中で異色なのが『ファンタジア』の一編『魔法使いの弟子』の実写版。オリジナルはポール・デュカスの曲... 2020.07.17シネコラム
シネコラム第374回 川の底からこんにちは 第374回 川の底からこんにちは平成二十二年三月(2010)東銀座 シネマート試写室 私はコメディがけっこう好きなのだが、最近は声を出して笑えるようなコメディが少ない。不況の際には喜劇が流行すると言われている。新型コロナウィルスによる不況、... 2020.07.11シネコラム
シネコラム第373回 セッション 第373回 セッション令和二年六月(2020)新所沢 レッツシネパーク コロナ禍で試写にも映画館にも行かなかったので、三か月ぶりの映画鑑賞である。やはり映画館で観る映画は感動が違う。 今回は以前に見逃していた『セッション』を観る。映画館は... 2020.07.08シネコラム