シネコラム第358回 怖がる人々 第358回 怖がる人々平成二十四年一月(2012)池袋 新文芸坐 和田誠が監督した恐怖短編五話のオムニバス映画。「箱の中」深夜に酔って帰宅したサラリーマンが、マンションのエレベーターで偶然に知らない女といっしょになる。と、エレベーターが故障... 2020.03.28シネコラム
雨宮由希夫書評『まむし三代記』 書名『まむし三代記』著者 木下昌輝発売 朝日新聞出版発行年月日 2020年2月28日定価 ¥1800Eまむし三代記作者:木下 昌輝発売日: 2020/02/07メディア: 単行本 木下(きのした)昌輝(まさき)は2012年、デビュー... 2020.03.27雨宮由希夫
シネコラム第357回 ひとひらの雪 第357回 ひとひらの雪昭和六十一年十一月(1986)荻窪 荻窪劇場 昔、阿佐ヶ谷に住んでいたとき、隣町の荻窪にあった映画館、荻窪劇場で『ひとひらの雪』と『化身』の二本立が上映されていて、歩いて行ったことを思い出した。かつては歩いて行ける場... 2020.03.27シネコラム
シネコラム第356回 今度は愛妻家 第3356回 今度は愛妻家平成二十二年一月(2010)渋谷 渋谷TOEI② ときどき、思いがけないどんでん返しのある映画があって、うれしくなるが、内容を語ることができない。推理小説の犯人をばらすのと同様に反則だから。 中には意外な結末ですよ... 2020.03.25シネコラム
シネコラム第355回 ファントマ電光石火 第355回 ファントマ電光石火昭和四十七年七月(1972)大阪 中之島 SABホール 変装の名手の怪盗といえば、フランスではアルセーヌ・ルパン、日本では怪人二十面相が有名だが、もうひとり怪盗ファントマの活躍するフランス映画のシリーズがあり、... 2020.03.23シネコラム
シネコラム第354回 キル・ビル 第354回 キル・ビル平成十六年三月(2004)飯田橋 ギンレイホール 私が所属している日本映画ペンクラブでアンケートがあった。好きな映画スター海外編。男優、女優、それぞれ三人を書いて提出する。私が選んだ女優はニコール・キッドマン、シャーリ... 2020.03.23シネコラム
シネコラム第353回 好きと言えなくて 第353回 好きと言えなくて平成八年七月(1996)日比谷 シャンテシネ3『シラノ・ド・ベルジュラック』を観て、思い出したのがこのラブコメディ『好きと言えなくて』 アビーはラジオのペット相談室のパーソナリティ。番組を通じてカメラマンのブライ... 2020.03.22シネコラム
シネコラム第352回 モリエール 恋こそ喜劇 第352回 モリエール 恋こそ喜劇平成二十二年十月(2010)飯田橋 ギンレイホール モリエールは演劇史上、シェイクスピアと並ぶ名高い劇作家である。が、私は昔、その戯曲を読んだとき、まるで吉本新喜劇のようだと思った。この映画でモリエールが演... 2020.03.20シネコラム
シネコラム第351回 シラノ・ド・ベルジュラック 第351回 シラノ・ド・ベルジュラック令和二年二月(2020)築地 松竹試写室 ニューヨークは遠い。ブロードウェイの名舞台を観劇しようと思えば、旅費や滞在費、費やす時間がどれほどかかることか。そこでブロードウェイシネマである。 今回の作品は... 2020.03.20シネコラム
シネコラム第350回 夜霧よ今夜も有難う 第350回 夜霧よ今夜も有難う平成十三年一月(2001)浅草 浅草新劇場 名作『カサブランカ』のパロディで一番好きなのはウディ・アレンの『ボギー俺も男だ』だが、実は日本でも和製『カサブランカ』が作れている。石原裕次郎の歌う『夜霧よ今夜も有... 2020.03.20シネコラム