シネコラム第156回 クイーンコング 第156回 クイーンコング平成十三年十月(2001)渋谷 シネクイント 一九三三年の『キングコング』はその後、続編が作られたり、リメイクされたり、アニメになったり、日本でゴジラと戦ったり、いろんな形で作られ続けているが、一九七六年にディノ... 2019.09.07シネコラム
シネコラム第155回 日本以外全部沈没 第155回 日本以外全部沈没平成二十四年二月(2012)大森 キネカ大森 小松左京のSF小説『日本沈没』がベストセラーとなった一九七三年、現実のオイルショックと重なり、世間は不安ムードにおおわれた。なにしろ、活断層の影響で日本列島が海に沈... 2019.09.07シネコラム
シネコラム第154回 シャーロック・ホームズVSモンスター 第154回 シャーロック・ホームズVSモンスター平成二十三年三月(2011)渋谷 シアターN渋谷 二〇一一年三月の大地震発生の直後、東京の盛り場は新宿も渋谷も灯が消えたような有様だった。ちょうどその時期、シアターN渋谷で開催されたのが「ア... 2019.09.07シネコラム
シネコラム第153回 プロデューサーズ 第153回 プロデューサーズ平成十三年一月(2001)渋谷 シネマソサエティ 世紀の駄作『死霊の盆踊り』はあまりのくだらなさゆえ、それが話題になって、多くの映画ファンの知るところとなった。最低作は最高作と同じように印象に残る。 作品が最低... 2019.09.03シネコラム
シネコラム第152回 死霊の盆踊り 第152回 死霊の盆踊り令和元年八月(2019)池袋 新文芸坐 あまりのくだらなさに、それがかえって一部のファンの興味をそそり、話題になるという不思議な現象である。 もちろん、世間にはまったく話にならないほどくだらない最低映画は山ほどあり... 2019.09.03シネコラム
シネコラム第151回 さらば愛しの大統領 第151回 さらば愛しの大統領平成二十二年十月(2010)六本木 アスミックエース試写室 大阪で生まれ育ったせいか、私は子供の頃からTVのお笑い番組が大好きだった。幼児期から関西特有の漫才、新喜劇、落語、バラエティ、大阪のTV局から流れる... 2019.09.02シネコラム
シネコラム第150回 てなもんや大騒動 第150回 てなもんや大騒動平成七年七月(1995)大井 大井武蔵野館 私の小学生時代の後半から中学生にかけて、TVで人気があったのが藤田まこと主演の『てなもんや三度笠』である。長谷川伸の名作『沓掛時次郎』ならぬあんかけの時次郎。泉州の出... 2019.08.31シネコラム
シネコラム第149回 小早川家の秋 第149回 小早川家の秋平成元年二月(1989)銀座 並木座 小津安二郎といえば、都会的に洗練されたイメージが強いが、この映画、いきなり、森繁久彌のあくの強い大阪弁で笑わされる。小津作品としては珍しい大阪ものなのだ。 中村鴈治郎の造酒屋の隠... 2019.08.31シネコラム
シネコラム第148回 大当り三代記 第148回 大当り三代記平成八年八月(1996)大井 大井武蔵野館 懐かしい大阪の喜劇人や漫才師、特に私が子供の頃の人気者たちが次々に登場する。脚本が花登筐。 明治、大正、昭和と三代にわたる饅頭屋の確執。 明治時代、大阪の老舗の大旦那渋谷天... 2019.08.29シネコラム
シネコラム第147回 親バカ子バカ 第147回 親バカ子バカ平成七年七月(1995)大井 大井武蔵野館 かつて大井武蔵野館で関西芸人コテコテエンタテインメントという特集があり、アチャコの『お父さんはお人よし』、大村昆の『番頭はんと丁稚どん』、藤田まことの『てなもんや大騒動』... 2019.08.29シネコラム