シネコラム第117回 プラネット・テラー 第117回 プラネット・テラー平成二十年三月(2008)新橋 新橋文化 新橋文化が好きだった。新橋駅すぐのガード下にあって、アクション、ミステリ、SF、ホラーなど主にB級といわれるような娯楽作品を低料金二本立てで週替わりに上映していた。 映... 2019.07.30シネコラム
シネコラム第116回 アイドル・ハンズ 第116回 アイドル・ハンズ平成十一年十一月(1999)銀座 ソニーハイビジョンシアター 以前、銀座のソニービルで劇場未公開映画を無料で観せてくれるハイビジョンシアターというのがあって、何度か行ったことがある。そこで観たオカルトコメディの... 2019.07.29シネコラム
シネコラム第115回 ゾンビーノ 第115回 ゾンビーノ平成二十四年六月(2012)新橋 新橋文化 ゾンビ映画も数々あるが、ゾンビの実用化を考えたのがこの映画。 時代背景は男女の服装、髪型、走る自動車、家庭内の電化製品などから、一九五〇年代頃のアメリカ中流家庭を思わせる。... 2019.07.27シネコラム
シネコラム第114回 アナと世界の終わり 第114回 アナと世界の終わり令和元年六月(2019)新宿 新宿武蔵野館 青春学園もので、ミュージカルで、しかもゾンビ映画。このアイディアだけでうれしくなるが、なによりもミュージカルとして出来がいい。 アナは高校生だが、卒業後は大学には進... 2019.07.27シネコラム
シネコラム第113回 ゾンビランド 第113回 ゾンビランド平成二十三年二月(2011)新橋 新橋文化 とはいえ、私はゾンビ映画はそんなに好きというわけでもない。が、ジャンルでひとくくりにして、否定するのはもったいない。ゾンビでもオカルトでもホラーでも面白い作品はけっこうあ... 2019.07.26シネコラム
シネコラム第112回 キツツキと雨 第112回 キツツキと雨平成二十四年三月(2012)新宿 角川シネマ新宿 世間では、ゾンビ映画というだけで、頭から馬鹿にする人が多い。が、ゾンビであろうと、純愛ものであろうと、社会派であろうと、作っている人の情熱や真面目さに違いはない。『... 2019.07.25シネコラム
シネコラム第111回 カメラを止めるな! 第111回 カメラを止めるな!平成三十年八月(2018)日本橋 TOHOシネマズ日本橋 平成三十年の映画界、一番の話題は、なんといっても『カメラを止めるな!』の大ヒットだったろう。どこへ行っても、この話で持ち切りで、ふだん、あまり映画を観... 2019.07.24シネコラム
シネコラム第110回 知らなすぎた男 第110回 知らなすぎた男平成十年十一月(1998)新宿 シネマカリテ2 スパイコメディはけっこう好きだが、『知らなすぎた男』は中でも特に凝っていて、好きな作品である。が、『オースティン・パワーズ』ほどヒットせず、小さい映画館で地味に公開... 2019.07.23シネコラム
シネコラム第109回 オースティン・パワーズ 第109回 オースティン・パワーズ平成十年八月(1998)渋谷 シネセゾン渋谷 六十年代は007がヒットして、スパイ映画が大流行だった。パロディもたくさん生まれたが、『オースティン・パワーズ』はその六十年代のスパイが現代(九十年代)に甦る... 2019.07.22シネコラム
シネコラム第108回 007は二度死ぬ 第108回 007は二度死ぬ昭和四十二年八月(1967)大阪 千日前 スバル座 007の読み方は今はダブルオーセブンだが、私が子供の頃はゼロゼロナナだった。早川のポケミスで出ているイアン・フレミングの原作は『007号は二度死ぬ』で、わざわ... 2019.07.21シネコラム