雨宮由希夫書評『新・木戸番影始末(七) 迷いの果て』 書名『新・木戸番影始末(七) 迷いの果て』著者 喜安幸夫発売 光文社文庫発行年月日 2023年10月20日定価 ¥680E江戸時代、江戸・大坂や京をはじめ、多くの城下には町ごとに木戸が設けられ、その木戸には「番太郎」または「番太」と呼ば... 2023.12.03雨宮由希夫
雨宮由希夫書評『武士の流儀(九)』 書名『武士の流儀(九)』著者 稲葉念発売 文藝春秋発行年月日 2023年10月10日 定価 ¥730E『武士の流儀』は2019年6月にスタート。本作は第9巻目である。 文政3年(1820)4月 将軍家斉の治世下の江戸が舞台背景である。 ... 2023.12.03雨宮由希夫
シネコラム第632回 ゴジラ-1.0 第632回 ゴジラ-1.0令和五年十一月(2023)新宿歌舞伎町 TOHOシネマズ新宿 ゴジラを観るなら、やはりここだと思い、ビルの屋上から巨大なゴジラが顔を出している新宿歌舞伎町のTOHOシネマズで鑑賞した。 第一作は終戦からさほど年月の... 2023.12.02シネコラム
シネコラム第631回 シェアの法則 第631回 シェアの法則令和五年十一月(2023)渋谷 ユーロスペース 見るからに好人物のベテラン小野武彦、その映画初主演作が『シェアの法則』である。 東京雑司ヶ谷に住む夫婦。小野武彦ふんする春山秀夫は現役の税理士として自宅の近くに事務所を... 2023.11.23シネコラム
シネコラム第630回 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 第630回 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン第630回 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン令和五年十月(2023)立川 TOHOシネマズ立川立飛 かつての西部劇では、白人を襲う野蛮人としてタカ派ヒーローにばんばんと撃ち殺されていたアメリカ... 2023.11.20シネコラム
シネコラム第629回 ヘイトフル・エイト 第629回 ヘイトフル・エイト平成二十八年二月(2016)銀座 丸の内ピカデリー クエンティン・タランティーノ監督が七〇ミリの大画面にこだわった西部劇。タイトルのヘイトフル・エイト、とてもいやな八人、マグニフィセント・セブンの素晴らしい七人... 2023.11.10シネコラム
シネコラム第628回 シークレット 嵐の夜に 第628回 シークレット 嵐の夜に平成十年十一月(1998)飯田橋 ギンレイホール ピーター・ブルックは『何もない空間』で、女優にいきなりあるせりふを読ませる。教養と品性をそなえた優雅な貴婦人が父親を心から愛し敬っているというせりふ。女優は... 2023.11.04シネコラム
頼迅一郎(平野周)第43回「山内上杉氏と扇谷上杉氏 (対決の東国史 5)」(吉川弘文館) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー43「山内上杉氏と扇谷上杉氏 (対決の東国史 5)」 (木下聡、吉川弘文館) 本書は対決の東国史シリーズの5冊目にあたります。対決の東国史は、中世の東国史は覇権争いの登場人物がめまぐるしく入れ替わるため、ひ... 2023.10.29頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー
シネコラム第627回 ロスト・キング 500年越しの運命 第627回 ロスト・キング 500年越しの運命令和五年七月(2023)六本木 アスミックエース試写室 リチャード三世といえば、醜悪な外見と卑劣で残虐な心を持ち、兄王の死後、塔に幽閉された甥を殺して王位を簒奪する悪逆非道の人物として、シェイク... 2023.10.28シネコラム
頼迅一郎(平野周)第42回「征夷大将軍になり損ねた男たち ―トップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史」(ウェッジ) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー42「征夷大将軍になり損ねた男たち ―トップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史」 (二木謙一、ウェッジ) 日本の中世、近世は武士の時代といってよいでしょう。そのトップは、征夷大将軍です。 征夷大将軍は、源頼... 2023.10.22頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー