頼迅一郎(平野周)

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第17回「お白州から見る江戸時代」(NHK出版新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー17お白洲から見る江戸時代: 「身分の上下」はどう可視化されたか (尾脇 秀和・NHK出版新書 678) 江戸時代は身分制社会です。一般的には「士農工商」として区分されたとされていますが、内実はもっと複雑だ...
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第16回「松平定信」(人物叢書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー16松平定信 (人物叢書) (高澤憲治・吉川弘文館) 江戸時代の三大政治改革といえば、「享保の改革」「寛政の改革」「天保の改革」ですが、その中で「寛政の改革」を主導した人物が松平定信です。本書はその定信の評...
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第15回「江戸幕府の御家人」(東京堂出版)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー15江戸幕府の御家人 戸森麻衣子・東京堂出版) 藤沢周平が、「黒い縄」(『別冊文藝春秋』121号)で、第68回直木賞候補となったとき、選考委員の村上元三が、「背広に丁髷を乗せたような作品で、会話にも現代語が...
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第14回「秀吉を討て」(新潮新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー14『秀吉を討て 薩摩・明・家康の密約』松尾千歳・新潮新書) 慶長5年(1600)に起きた関ヶ原の戦いで、石田三成を中心とする西軍は、徳川家康に率いられた東軍に敗れた。 その関ヶ原で、目前の合戦には参加せず...
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第13回「地図で考える中世」(吉川弘文館)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー13『地図で考える中世 ―交通と社会―』榎原雅治・吉川弘文館) 歴史・時代小説を書くためには、その時代の景色や生活を理解する必要があります。日本の中世を舞台に、あるいは背景にした作品はそれほど多くありません...
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第12回「江戸の小判ゲーム」(講談社現代新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー12『江戸の小判ゲーム』山室恭子・講談社現代新書) 本書の奥付を見ると、2013年2月20日第1刷発行となっています。 発行後しばらくして買ったのですが、積ん読ままになっていました。それをなぜこの時期に読ん...
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第11回「なぜ武士は生まれたのか」(文春文庫)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー11さかのぼり日本史 なぜ武士は生まれたのか (本郷和人・文春文庫) 本書はNHK放送で人気の「さかのぼり日本史」の四回分(2011年12月6日、13日、20日、27日)を文庫化したものです。それぞれ一回分...
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第10回「明智光秀」(NHK出版新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー10『明智光秀: 牢人医師はなぜ謀反人となったか』 (早島大祐・NHK出版新書)1.はじめに 明智光秀は、本年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公です。それもあってか、本屋に行くと明智光秀や本能寺の変に...
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第9回「危険な『美学』」(インターナショナル新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー9『危険な「美学」』 (津上英輔・インターナショナル新書)1.歴史時代小説の時代区分について 歴史時代小説の対象となる時代はいつからでしょうか? 私が少年の頃は、明治以前という暗黙の了解があって、だいたい明...
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第8回「戦況図解 信長戦記』(サンエイ新書)

頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー8『戦況図解 信長戦記』 (小和田哲男・サンエイ新書)  来年のNHK大河ドラマの主人公は、明智光秀だそうです。明智光秀といえば、年配の方は「三日天下」でお馴染みでしょう。本能寺に主君織田信長を屠りますが、...