シネコラム第712回 フランケンシュタイン(2025) 第712回 フランケンシュタイン(2025)令和七年十一月(2025)池袋 シネマロサ コロナ以降、試写室ではなく配信だけの試写が増えた。そればかりか、家にいて古今東西の映画やドラマが見放題というインターネットの動画配信サービスもあり、世の... 2025.11.07シネコラム
シネコラム第711回 図々しい奴(1964) 第711回 図々しい奴(1964)令和七年十月(2025) 阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷 クレイジーキャッツの谷啓は芸名の由来ダニー・ケイの『虹をつかむ男』へのオマージュ『空想天国』などでユニークな個性を発揮する。私が一番好きな主演作は『クレ... 2025.11.02シネコラム
シネコラム第710回 肉体の悪魔(1971) 第710回 肉体の悪魔(1971)令和七年十月(2025)新宿 K‘sシネマ レイモン・ラディゲの小説『肉体の悪魔』は何度か映画化されており、私が最初に観たのはジェラール・フィリップとミシュリーヌ・プレール主演、クロード・オータン・ララ監督... 2025.10.16シネコラム
シネコラム第709回 クワイエットルームにようこそ 第709回 クワイエットルームにようこそ平成二十年四月(2008)飯田橋 ギンレイホール 三木聡監督の『イン・ザ・プール』で精神科医伊良部先生を快演した松尾スズキが自作の小説を脚本にし監督したのが『クワイエットルームにようこそ』であり、精神... 2025.09.20シネコラム
シネコラム第708回 イン・ザ・プール 第708回 イン・ザ・プール平成十九年十一月(2007) 高田馬場 早稲田松竹 奥田英朗の小説を三木聡監督がギャグ満載で映画化した『イン・ザ・プール』は公開より少し遅れて高田馬場の早稲田松竹で観た。 実力のある俳優が、計算されたギャグをき... 2025.09.12シネコラム
シネコラム第707回 亀は意外と早く泳ぐ 第707回 亀は意外と早く泳ぐ令和七年八月(2025)新宿 テアトル新宿 三木聡監督の映画は以前から好きで、たくさん観ているのだが、どういうわけか、一番基本ともいうべき三木聡らしさ満載の『亀は意外と早く泳ぐ』が未見だった。 というのも、私は... 2025.09.08シネコラム
シネコラム第706回 たそがれ清兵衛 第706回 たそがれ清兵衛平成十五年一月(2003) 渋谷 エルミタージュ 山田洋次といえば喜劇映画の巨匠である。一九六〇年代にハナ肇が主演した馬鹿シリーズが私は大好きだ。喜劇以外にも『霧の旗』のようなシリアスな名作もあるが、『男はつらいよ... 2025.08.29シネコラム
シネコラム第705回 男はつらいよ フーテンの寅 男はつらいよ フーテンの寅昭和四十九年五月(1974)大阪 千日前 弥生座 渥美清が三遊亭歌笑役で主演した『おかしな奴』は三年後の一九六六年十月からフジテレビでドラマ『おもろい夫婦』として放送され、企画と演出のプロデューサー小林俊一は渥美清... 2025.08.25シネコラム
シネコラム第704回 おかしな奴 第704回 おかしな奴令和七年七月(2025)神田神保町 神保町シネマ 渥美清といえば、『男はつらいよ』の寅さんこと車寅次郎が一番の当たり役だが、さらにぴったりの役が実在の落語家、三代目三遊亭歌笑だと私は思う。中学生の頃、渥美清が歌笑を演じ... 2025.08.16シネコラム
シネコラム第703回 エミリア・ペレス 第703回 エミリア・ペレス令和七年七月(2025)阿佐ヶ谷 Morc阿佐ヶ谷 ミュージカル仕立ての犯罪映画。メキシコで弁護士をしているリタは黒人で女性という立場から出世できずに事務所の下働き。金持ちの悪人を裁判で無罪にするほど優秀だが、給... 2025.08.10シネコラム