シネコラム第177回 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 第177回 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ令和元年六月(2019)新所沢 レッツシネパーク ハリウッド版のゴジラ映画は一九九八年にローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』、二〇一四年にギャレス・エドワーズ監督の『GODZILL... 2019.09.28シネコラム
シネコラム第176回 居眠り磐音 第176回 居眠り磐音令和元年六月(2019)武蔵村山 イオンシネマ 雑誌に連載された小説が単行本として出版され、やがて文庫化される。というのが、かつての出版の流れだった。それがいきなり最初から文庫本で出る、いわゆる文庫書下ろしの時代小説。... 2019.09.27シネコラム
シネコラム第175回 僕たちのラストステージ 第175回 僕たちのラストステージ令和元年五月(2019)舞浜 シネマイクスピアリ サイレント時代のチャップリンやキートンは何度かリバイバル上映で観る機会があったのだが、一九三〇年代のハリウッドで大人気だった極楽コンビのローレルとハーディ... 2019.09.26シネコラム
シネコラム第174回 ビリーブ 未来への大逆転 第174回 ビリーブ 未来への大逆転平成三十一年三月(2019)青山 ギャガ試写室 アメリカ映画を観ていて、すごいと思うのは、時代色を徹底して出していること。まるでタイムマシンを使ってあの時代に戻ったように、町の風景、走る自動車、屋内のセ... 2019.09.25シネコラム
シネコラム第173回 ブラック・クランズマン 第173回 ブラック・クランズマン令和元年七月(2019)高田馬場 早稲田松竹 黒人を差別し、迫害し、ときには見せしめとしてリンチで惨殺する。白人至上主義者の団体KKK。 ブラックパワーが叫ばれ始めた一九七〇年代初頭、アフロヘアーの黒人青年... 2019.09.24シネコラム
シネコラム第172回 運び屋 第172回 運び屋平成三十一年二月(2019)西新橋 ワーナーブラザース試写室 私が映画館で初めてクリント・イーストウッドを観たのは、中学生のとき、作品はイタリアの西部劇『続・夕陽のガンマン』だった。次が大学に入る前、浪人時代に観た『ダーテ... 2019.09.23シネコラム
シネコラム第171回 翔んで埼玉 第171回 翔んで埼玉平成三十一年一月(2019)銀座 東映試写室 昔から落語や喜劇などで田舎を笑いものにする芸はよくあるが、演者が下手だと後味は悪い。 が、ここまで極端だと、それはもう地方に対する差別などという些末な感情を超越して、笑っ... 2019.09.22シネコラム
シネコラム第170回 リヴァプール、最後の恋 第170回 リヴァプール、最後の恋平成三十一年一月(2019)六本木 キノフィルム試写室 シェイクスピア映画ではないが、『ロミオとジュリエット』がちらりと出て来る実録もの。 一九七九年、イギリスで舞台俳優を目指す青年ピーターがひとりの女優... 2019.09.21シネコラム
シネコラム第169回 生きるべきか死ぬべきか 第169回 生きるべきか死ぬべきか平成元年七月(1989)渋谷 シネセゾン 第二次大戦中、ハリウッドではナチスを茶化すコメディ映画、チャップリンの『独裁者』やエルンスト・ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』が作られていたが、日本はアメリカ... 2019.09.20シネコラム
シネコラム第168回 世にも憂鬱なハムレットたち 第168回 世にも憂鬱なハムレットたち平成八年十二月(1996)日比谷 シャンテシネ3 鳴かず飛ばずの俳優ジョーが心機一転、俳優生命を賭けて『ハムレット』に挑戦しようとする。渋るエージェントに頼み込んで、わずかな資金を出してもらい、オーデ... 2019.09.18シネコラム