雨宮由希夫書評『柔術の遺恨 講道館に消された男』 書 名 『柔術の遺恨 講道館に消された男 田辺又右衛門口述筆記』著 者 細川呉港発行所 敬文舎発行年月日 2022年6月23日定 価 ¥2400E柔術の遺恨作者:細川呉港敬文舎Amazon 「田辺(たなべ)又右衛門(またえも... 2022.07.02雨宮由希夫
シネコラム第498回 キャメロット 第498回 キャメロット昭和五十四年十一月(1979)築地 銀座ロキシー ブロードウェイのヒットミュージカルはたいてい映画化されている。『ウエストサイド物語』『マイ・フェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』『ラ・マンチャの男』『レ... 2022.07.02シネコラム
シネコラム第497回 リトルニッキー 第497回 リトルニッキー平成十三年六月(2001)有楽町 日劇プラザ 最初の場面はバードウォッチングならぬ覗き魔。木の枝に腰掛け、窓越しに女性の着替えを覗いていた男、気づかれて落下し、そのまま落命、地獄へ真っさかさま。次々と落ちてくる死... 2022.06.26シネコラム
シネコラム第496回 バロン 第496回 バロン平成元年十月(1989)池袋 文芸坐 ミュンヒハウゼン男爵はドイツに実在した人物。架空の冒険談を面白おかしく語り、やがてその聞き書きが尾ひれをつけて出版され、世界各国で有名になった。このほら男爵を主人公にテリー・ギリアム... 2022.06.20シネコラム
シネコラム第495回 モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル 第495回 モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル昭和五十五年二月(1980)渋谷 西武劇場 私は映画が大好きなので、次から次へと映画を観続けている。中にはつまらない映画もたくさんある。どんなジャンルにもそれはある。低予算のB級映... 2022.06.19シネコラム
シネコラム第494回 ゲットスマート 第494回 ゲットスマート平成二十年十月(2008)新宿 新宿ピカデリー 一九六〇年代はショーン・コネリー007の全盛期で、それにあやかったスパイものがたくさん作られ、TVでも『ナポレオン・ソロ』『スパイ大作戦』『それいけスマート』などが人... 2022.06.11シネコラム
雨宮由希夫書評『宗歩の角行』 書名『宗歩の角行』著者 谷津矢車発売 光文社発行年月日 2022年4月30日定価 ¥1800E 宗歩の角行作者:谷津 矢車光文社Amazon 文政3年(1820)8月、天野宗歩(あまのそうほ)は5歳で大橋本家十一代大橋宗金(後の大橋宗... 2022.06.05雨宮由希夫
シネコラム第493回 メル・ブルックスの大脱走 第493回 メル・ブルックスの大脱走平成二年二月(1990)中野 中野武蔵野ホール エルンスト・ルビッチが戦時中に作った反ナチコメディ『生きるべきか死ぬべきか』が日本で公開されたのが一九八九年、が、それより早い一九八四年にリメイク版『メル... 2022.06.05シネコラム
雨宮由希夫書評『戴天』 書名『戴 天』著者 千葉ともこ発売 文藝春秋発行年月日 2022年5月10日定価 ¥1800E 戴天作者:千葉 ともこ文藝春秋Amazon 開元24年(736) 大唐帝国の首都長安の西市(長安城内の西側の商業中心地) 8歳の少年二人... 2022.06.02雨宮由希夫
シネコラム第492回 第十七捕虜収容所 第492回 第十七捕虜収容所令和元年八月(2019)渋谷 シネマヴェーラ 戦争映画ではあるが、戦闘場面はなく、ビリー・ワイルダー監督らしいコメディ調で描かれた捕虜収容所のクリスマスストーリーになっている。 第二次大戦末期、ドイツ国内のドナウ... 2022.05.30シネコラム