雨宮由希夫書評『武士の流儀(三)』 書名『武士の流儀(三)』著者 稲葉念発売 文藝春秋発行年月日 2020年4月10日 定価 ¥680E武士の流儀(三) (文春文庫)作者:稔, 稲葉発売日: 2020/04/08メディア: 文庫 江戸の人々の人情の機微、息遣いまで聞こ... 2020.05.09雨宮由希夫
シネコラム第371回 一度死んでみた 第371回 一度死んでみた令和二年二月(2020)築地 松竹試写室 この世に生まれた以上、人は必ず一度は死ぬ運命である。生まれてすぐに亡くなる赤子もいれば、九十、百まで長生きし天寿を全うする老人もいる。死に方も病気、事故、犯罪、戦争など様... 2020.04.28シネコラム
雨宮由希夫書評『明治零年』 書名『明治零年』著者 加納則章発売 H&I発行年月日 2020年4月24日定価 各 本体1800円(税別) 明治零年 サムライたちの天命作者:加納則章発売日: 2020/05/16メディア: 単行本 激動の幕末の諸藩。北陸の大藩であ... 2020.04.27雨宮由希夫
シネコラム第370回 アウトブレイク 第370回 アウトブレイク平成七年九月(1995)池袋 文芸坐 未知の伝染病が広がって、人がばたばたと死んでいく。という映画はいくつかある。マイケル・クライトン原作の『アンドロメダ…』は宇宙から帰還したカプセルに付着していた病原体があっと... 2020.04.23シネコラム
シネコラム第367~369回 ジュディ 虹の彼方に、他 第367回 ジュディ 虹の彼方に令和二年三月(2020)新宿歌舞伎町 TOHOシネマズ新宿 ハリウッドのMGMスタジオで十代の無名の少女ジュディはプロデューサーのルイス・B・メイヤーに言われる。この壁の向こうに何があるか、わかるかね? そ... 2020.04.18シネコラム
シネコラム第366回 生きる 第366回 生きる昭和五十四年四月(1979)池袋 テアトル池袋 毎日休まず一年三百六十五日、好きな映画のことを書き綴った『映画に溺れて』も、今後は少し減速し、ゆるりゆるりと風の向くまま気の向くまま、思いついたときに。 浜の真砂は尽きると... 2020.04.16シネコラム
雨宮由希夫書評『大一揆』 署名「大一揆」著者 平谷(ひらや)美樹(よしき)発売 株式会社KADOKAWA発行年月日 2020年3月28日定価 本体1800円(税別)大一揆作者:平谷 美樹発売日: 2020/03/28メディア: 単行本 嘉永6年(1853)... 2020.04.13雨宮由希夫
シネコラム第365回 ラスト・ショー/The Last Picture Show 第365回 ラスト・ショー/The Last Picture Show昭和四十七年九月(1972)大阪 難波 南街シネマ 一年三百六十五日、毎日一本好きな映画を書き続ける『映画に溺れて』もいよいよ今回が三百六十五日めとなった。だから『ラス... 2020.04.05シネコラム
シネコラム第364回 私のように美しい娘 第364回 私のように美しい娘昭和五十年二月(1975)大阪 梅田 北野シネマ 学生時代、私のトリュフォー初体験がこれ。タイトルで内容が想像できない。中身もかなり変だったが、ベルナデット・ラフォン演じるあばずれの毒婦にぞくぞくした。 最初... 2020.04.04シネコラム
シネコラム第363回 ショーシャンクの空に 第363回 ショーシャンクの空に平成七年十一月(1995)池袋 文芸坐 これは大好きな作品で、映画館で四回観ている。原作はスティーブン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』 泥酔したエリート銀行員アンディ・デュフレーンが銃を携え、妻の浮気現... 2020.04.03シネコラム