シネコラム第246回 北国の帝王 第246回 北国の帝王昭和四十九年八月(1974)大阪 難波 南街文化 学生の頃、ロバート・アルドリッチ監督の『北国の帝王』を初めて観て、わあ、こんなのもありなんだな、と思ってしまった。ハリウッド映画なのに美男美女が出て来ないし、勧善懲悪... 2019.12.06シネコラム
シネコラム第245回 ロンゲスト・ヤード 第245回 ロンゲスト・ヤード昭和五十年八月(1975)大阪 梅田 三番街シネマ2 バート・レイノルズ主演の代表作といえば、ジョン・ブアマン監督の『脱出』を思い浮かべる人は多いだろう。が、私はこっち『ロンゲスト・ヤード』が好きである。タフで... 2019.12.05シネコラム
シネコラム第244回 デス・レース2000年 第244回 デス・レース2000年平成二十九年八月(2017)新宿 シネマカリテ『スパルタカス』や『グラディエーター』に描かれるように、古代ローマの昔から、人は娯楽として死の格闘を楽しんでいた。現代でもスポーツ観戦、プロレスやボクシングやカ... 2019.12.04シネコラム
シネコラム第243回 バトルランナー 第243回 バトルランナー昭和六十二年十二月(1987)大阪 難波 南街文化『ターミネーター』で一躍売れっ子となったシュワルツェネッガー、一九八〇年代後半から次々とアクション映画に主演している。中でも私が好きなのがリチャード・バックマンこと... 2019.12.03シネコラム
シネコラム第242回 ターミネーター 第242回 ターミネーター昭和六十三年八月(1988)三鷹 三鷹オスカー 最初の『ターミネーター』を観たのは公開から三年後、三鷹オスカーの三本立てで、あとの二本は忘れもしない『ブレードランナー』と『ロボコップ』だった。今では信じられないほ... 2019.12.02シネコラム
シネコラム第241回 イエスタデイ 第241回 イエスタデイ令和元年十一月(2019)大阪 千日前 TOHOシネマズなんば別館 ビートルズが好きだと、何倍も楽しめる。思えばジョン・レノンは四十歳で亡くなっているのだ。 イギリスの小さな港町に住むジャックは売れないミュージシャ... 2019.12.01シネコラム
シネコラム第240回 聖なる泉の少女 第240回 聖なる泉の少女令和元年七月(2019)京橋 テアトル試写室 私が常日頃好む映画は、たいていはエンタテインメントである。コメディ、アクション、ミステリ、SF、ミュージカル、ファンタジー、ホラーなどなど。 だが、たまにはこういう静... 2019.11.30シネコラム
シネコラム第239回 ショーン・オブ・ザ・デッド 第239回 ショーン・オブ・ザ・デッド令和元年九月(2019)高円寺 ビアエンジン ビールを飲みながら映画を観る。それも生のクラフトビールで英国コメディなら、最高である。 高円寺にあるクラフトビール店ビアエンジンで上映会が行われた。一夜限り... 2019.11.29シネコラム
シネコラム第238回 ステキな金縛り 第238回 ステキな金縛り平成二十三年十月(2011)新所沢 レッツシネパーク オープニングのタイトル、往年のハリウッド作品を思わせる作りになっていて、思わずにやり。 裕福な女性が殺され、別れた夫が逮捕される。彼は犯行のあった時刻、山の旅館... 2019.11.28シネコラム
雨宮由希夫書評『嵐を呼ぶ男!』 書名『嵐を呼ぶ男!』著者名 杉山大二郎発売 徳間書店発行年月日 2019年11月30日定価 本体2000円(税別) 嵐を呼ぶ男! (文芸書)作者: 杉山大二郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2019/11/22メディア: 単行本こ... 2019.11.27雨宮由希夫