書評・コラム

シネコラム

第2回 荒野の七人

第2回 荒野の七人昭和四十六年五月(1971)大阪 上本町 上六映劇  映画館では『七人の侍』よりも『荒野の七人』を先に観た。リバイバル上映されたのが、高校三年生のときで、痛快娯楽西部劇に酔いしれた。  メキシコの村が山賊に毎年襲われる。作...
シネコラム

第1回 七人の侍

第1回 七人の侍昭和四十七年八月(1972)大阪 堂島 毎日ホール  大好きな映画はたくさんあるが、おそらく、私はこれが一番だ。 映画館や公共ホールの上映会、名画座やフィルムセンターでの黒澤特集、三船特集などで何度も何度も繰り返し観ている。...
雨宮由希夫

再掲・加藤廣先生を送る(弔辞)

加藤廣(ひろし)先生を送る                   2018.7.23         雨宮由希夫『信長公記』の著者・太田牛一を主人公とした本格歴史ミステリー『信長の棺』で加藤廣先生が作家デビューを果たしたのは、13年前、200...
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飯島一次の『映画に溺れて』

飯島一次の『映画に溺れて』  好きな映画のことだけを書こう。それも、映画館で観たものを中心に。 幼い頃、家にはまだTVがなく、映画好きの祖母がしょっちゅう映画館に連れて行ってくれたのだ。駅前の古い劇場で東映の時代劇を観るか、電車に乗って都会...
雨宮由希夫

書評『桜島山が見ている』

書評家・雨宮由希夫さんの掲載された書評をご紹介します。(本人提供・掲載誌『週刊読書人』2019年3月8日号) 桜島山が見ている作者: 三沢明郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2018/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見...
雨宮由希夫

書評『酔象の流儀 朝倉盛衰記』

酔象の流儀 朝倉盛衰記作者: 赤神諒出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る  書評『酔象の流儀 朝倉盛衰記』  越前(福井県)に覇をとなえた戦国大名朝倉義景に仕えた山崎吉家を主人...
雨宮由希夫

書評『倫敦暗殺塔』

書名『倫敦暗殺塔』著者 高橋克彦発売 祥伝社発行年月日  平成18年12月20日定価  本体657円+税倫敦暗殺塔 (祥伝社文庫)作者: 高橋克彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/12/01メディア: 文庫この商品を含むブログ ...
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2018年 文庫書下ろしシリーズもの編

2018年 文庫書下ろしシリーズもの編                     2018.12.14 菊池仁 記初めに​ 百貨店の業界誌記者を30年ほどやった。たまたま入った会社が業界紙で、新しく流通雑誌を出版するのでその要員で募集していた...
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2018年時代小説を読み解く・単行本編

2018年の時代小説を読み解く 単行本編                     2019.01.10  菊池仁 記  2018年の時代小説は近年にない豊作であった。特に、単行本は刊行点数も伸び、力作が揃った。16年17年と注目作が刊行され...
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書評『髪結百花』

書評『髪結百花』​ 書評の仕事をしていて名利に尽きるなと思う時がある。新人がデビュー二作目でとんでもない飛翔力で文句のつけようもない傑作を発表した時だ。「おうやったじゃん。こういう作品を書いてもらいたかったのよ」と一人悦に入ってしばし読後の...