平野周さんが、2024年5月、Amazonのペーパーバックにて、時代小説、『百王伝説: 小説『野馬台詩』』を刊行されました。Kindle版もあります。
「百王伝説」それは、どの王朝も百代までは続かないという伝承である。
室町時代、ときの後小松帝は、ちょうど第100代にあたっていた。
将軍は第3代足利義満で、土岐氏の乱、明徳の乱(山名氏の乱)を鎮めて日の出の勢いにあった。
朝廷にも絶大な影響力を持つ義満は、果たして本当に帝位を狙っているのか・・・・。
そんな折、百王伝説の元となった予言詩「野馬台詩」が、義満の側室高橋殿のもとで読み解かれようとしていた。
明徳の乱に破れ、失意の主人山名満幸を討たれた堀北小四郎は、高橋殿のもとで「野馬台詩」の予言を知り、足利義満打倒に立ち上がる。
そんな堀北小四郎を慕う陰の女蛍雪、そして尼玉金の運命は・・・・。
本作は応永の乱前夜までを背景とする予言詩「野馬台詩」を巡る物語りである。
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