エッセー「女が築いた日本国」第十一回 三田誠広 第十一回 箸墓の御陵は卑弥呼の墓なのか いま東京から、奈良に行こうとすると、新幹線で京都まで行き、近鉄に乗り換えて南に向かうことになる。途中の大和西大寺駅(駅前で安倍元首相が襲撃されたことで知られる)で乗り換えて奈良に向かうのだが、そのまま... 2025.08.29エッセー三田誠広
シネコラム第705回 男はつらいよ フーテンの寅 男はつらいよ フーテンの寅昭和四十九年五月(1974)大阪 千日前 弥生座 渥美清が三遊亭歌笑役で主演した『おかしな奴』は三年後の一九六六年十月からフジテレビでドラマ『おもろい夫婦』として放送され、企画と演出のプロデューサー小林俊一は渥美清... 2025.08.25シネコラム
エッセー「女が築いた日本国」第十回 三田誠広 第十回 なぜ日本は「日本」と呼ばれるのか ぼくたちの国は、「日本」と呼ばれている。 いま文字で書いたから、何の違和感もなかったが、これをどう発音するのか。「日本人」「日本語」「日本橋」……。これは「ニホン」と発音する。 それでもスポーツの国... 2025.08.22エッセー三田誠広
シネコラム第704回 おかしな奴 第704回 おかしな奴令和七年七月(2025)神田神保町 神保町シネマ 渥美清といえば、『男はつらいよ』の寅さんこと車寅次郎が一番の当たり役だが、さらにぴったりの役が実在の落語家、三代目三遊亭歌笑だと私は思う。中学生の頃、渥美清が歌笑を演じ... 2025.08.16シネコラム
エッセー「女が築いた日本国」第九回 三田誠広 第九回 瀬戸内海というワームホール ぼくたちが生活しているこの国は、「日本」と呼ばれている。『日本書紀』では、この「日本」という漢字を、「やまと」と訓じている(『古事記』では「倭」をあてる)。 神武天皇の和風諡号はカムヤマトイワレヒコ(神日... 2025.08.15エッセー三田誠広
エッセー「女が築いた日本国」第八回 三田誠広 第八回 山の神と海の神 日本は自然に恵まれた場所だ。 気候は温暖で、四季があり、穀物や果実がよく育つ。海からは魚がとれる。 山と海。これが重要だ。 ただ太陽があるだけでは、砂漠のような不毛な場所にしかならない。 ユダヤ教、キリスト教、イスラ... 2025.08.09エッセー三田誠広
新刊【文庫】松永弘高『奥羽関ケ原 政宗の謀、兼続の知、義光の勇』 2025年8月6日、松永弘高(まつなが・ひろたか)さんの歴史小説、『奥羽関ケ原 政宗の謀、兼続の知、義光の勇』が小学館文庫より刊行されます。朝日時代小説大賞優秀賞受賞作家による、傑作歴史小説の待望の文庫化です。著者からのメッセージ大河ドラマ... 2025.08.02新刊
エッセー「女が築いた日本国」第七回 三田誠広 第七回 国土を産んだイザナミの悲劇 ぼくたちがいま、明るく楽しく生きていくことができるのは、太陽のおかげだ。 アマテラスを何よりも大事にしなければならない。 伊勢神宮は遠いけれども、そっちの方角に、遙拝するぐらいのことはしてもいい。 東京か... 2025.08.02エッセー三田誠広
シネコラム第702回 DROP ドロップ 第702回 DROP ドロップ令和七年七月(2025)立川 シネマシティ だれもがスマホを持ち歩く現代。スマホはただの携帯電話ではなく、あらゆる情報が収集され蓄積された小型のパーソナルコンピュータでもある。それゆえ『スマホを落としただけなの... 2025.08.02シネコラム
頼迅一郎(平野周)第63回『倭寇とは何か ―中華を揺さぶる「海賊」の正体』(新潮選書) 『倭寇とは何か ―中華を揺さぶる「海賊」の正体』(岡本隆司、新潮選書) 本書のタイトルを見て、倭寇について書かれた「日本史の本」だと思い、購入して読み始めました。 でも、違ったのです。本書は、東洋史の研究者が、明代以降の中国の通史(あるいは... 2025.08.01頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー