第9回日本歴史時代作家協会賞は、事前に、「新人賞」「文庫書き下ろし新人賞」「作品賞」の候補作品が選出され、2020年7月30日に最終選考結果が発表され、下記の通り、候補作品非公開の「文庫書き下ろしシリーズ賞」を含む、受賞作が決定しました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、授賞式は開催されなかった。
第9回 | 受賞 | 作家名 | 作品名 | 刊行 |
新人賞 | 受賞作 | 『へぼ侍』 | 2019年7月 文藝春秋 | |
候補作 | 加納則章 | 『明治零年 サムライたちの天命』 | 2020年4月 エイチアンドアイ | |
杉山大二郎 | 『嵐を呼ぶ男! NOBUNAGA』 | 2019年11月 徳間書店 | ||
佐藤雫 | 『言の葉は、残りて』 | 2020年2月 集英社 | ||
夏山かほる | 『新・紫式部日記』 | 2020年2月 日本経済新聞出版社 | ||
文庫書き下ろし新人賞 | 受賞作 | 『姉上は麗しの名医』 | 2020年4月 小学館時代小説文庫 | |
候補作 | 稲田和浩 | 『女の厄払い 千住のおひろ花便り』 | 2019年11月 祥伝社文庫 | |
文庫シリーズ賞 候補者非公開 | 受賞者 | 「隠密船頭」シリーズ | 光文社文庫 | |
「浪人奉行」シリーズ | 双葉文庫 | |||
「うちの旦那が甘ちゃんで」シリーズ | 講談社文庫 | |||
作品賞 | 受賞作 | 『まむし三代記』 | 2020年2月 朝日新聞出版 | |
候補作 | 『空貝 村上水軍の神姫』 | 2020年1月 講談社 | ||
『大一揆』 | 2020年3月 KADOKAWA | |||
『天下取』 | 2020年3月 光文社 | |||
功労賞 | 浅田次郎 | |||
慰労賞 |
選考委員:三田誠広(選考委員長)、菊池仁、雨宮由希夫、加藤淳