沿革

日本歴史時代作家協会の前身は2011年に設立された「歴史時代作家クラブ」。

2011年 日本中が3.11東日本大震災の混乱のさなかの3月15日、開催が不可能と思われた初めての懇親会に、27、8名が出席。最初の共同作業として震災寄付金を当クラブ名で募った。
以後、名誉会長に津本陽、顧問に秋山駿と北原亞以子を迎え、歴史時代小説の作家たちが集い、懇親を深める会として活動を開始した。

2012年 6月に「第1回歴史時代作家クラブ賞」授賞式&懇親会を開催した。
これまで歴史小説や時代小説の作家たちのための会がなかったことから、授賞式&懇親会は盛況を極めた。
以降、2018年まで歴史時代作家クラブ賞は7回を数え、新人賞・文庫書き下ろしシリーズ賞・作品賞・功労賞各部門で作家を顕彰し歴史時代小説界の発展につとめてきた。

2019年 5月に「日本歴史時代作家協会」と改称。代表理事・藤原緋沙子のもと、三田誠広、高橋克彦、夢枕獏を顧問に迎え新たな一歩を踏み出す。
「歴史時代作家クラブ賞」も「第1回日本歴史時代作家協会賞」に改称し開催(後に歴史作家クラブ賞時代からの通算第8回に変更)。

2023年 4月に電子書籍事業「歴史行路」の譲渡を受けて運営を開始。