シネコラム第665回 九十歳。何がめでたい 第665回 九十歳。何がめでたい令和六年七月(2024)立川 立川シネマシティ 一九七〇年、私が高校生のとき、『花はくれない』というTVドラマが好きで、毎週見ていた記憶がある。長門裕之が演じる若き日の佐藤紅緑が主人公。紅緑は戦前戦中に活躍し... 2024.07.28シネコラム
シネコラム第664回 勝手にふるえてろ 第664回 勝手にふるえてろ平成二十九年九月(2017)六本木 アスミックエース試写室 綿矢りさ原作のエキセントリックなラブコメディ。 会社の経理部で働くヒロイン江藤良香、二十代半ばまで男性と付き合った恋愛経験がまったくなく、それが密かな劣... 2024.07.20シネコラム
シネコラム第663回 デトロイト・メタル・シティ 第663回 デトロイト・メタル・シティ平成二十一年二月(2009)高田馬場 早稲田松竹 田舎から上京し、東京で大学生となった根岸崇一青年。おかっぱ頭でなよなよしながらギター抱えて、人々に夢を与えたいと、大学の軽音楽サークルに属し、路上で明る... 2024.07.14シネコラム
シネコラム第662回 転々 第662回 転々平成二十年十二月(2008)飯田橋 ギンレイホール オダギリジョーと三浦友和、どちらも若い頃から絵になる二枚目スターである。このふたりがどうしようもなく情けない駄目なふたりを演じるのだ。 竹村文哉は子供の頃に親に捨てられ天涯... 2024.07.06シネコラム
お知らせ啓文堂書店時代小説文庫大賞候補作に、西山ガラシャ、喜多川侑ら 京王線沿線などで書店展開をしている、啓文堂書店全店で2024年7月1日(月)から1カ月間、 「啓文堂書店 時代小説文庫大賞候補作フェア」を開催しています。フェア期間中の販売部数を基にして「2024年 啓文堂書店 時代小説文庫大賞」を決定する... 2024.07.03お知らせ
頼迅一郎(平野周)第50回「秀吉と海賊大名 -海から見た戦国終焉 」(中公新書) 頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー50「秀吉と海賊大名 -海から見た戦国終焉 」(藤田達生、中公新書) 「また、海賊か!」 取り上げるテーマについてそのようにお考えの方もあろうかと思います。 わたしの興味関心が、どうしてもそれを離れられない... 2024.07.03頼迅一郎(平野周)頼迅庵の新書・専門書ブックレビュー