第11回日本歴史時代作家協会賞は、2022年6月20日に「新人賞」「文庫書き下ろし新人賞」「作品賞」の候補作品が選出され、2022年8月6日に最終選考会を実施。下記の通り、候補作品非公開の「文庫書き下ろしシリーズ賞」を含む、受賞作が決定しました。
また、2022年10月8日(土)に東京・八重洲ブックセンターで、作家や編集者に加えて、歴史時代小説ファンを集めた一般公開形式で授賞式を開催しました。
第11回 | 受賞 | 作家名 | 作品名 | 刊行 |
新人賞 | 受賞作 | 『戴天』 | 2022年5月 文藝春秋 | |
候補作 | 『駆ける 少年騎馬遊撃隊』 | 2021年10月 角川春樹事務所 | ||
『余烈』 | 2022年4月 講談社 | |||
『高望の大刀』 | 2022年2月 日本経済新聞出版 | |||
文庫書き下ろし新人賞 | 受賞作 | 『谷中の用心棒 萩尾大楽:阿芙蓉抜け荷始末』 | 2022年2月 アルファポリス文庫 | |
候補作 | 『鬼哭の剣』 | 2022年4月 ハヤカワ時代ミステリ文庫 | ||
『お師匠様、出番です! からぬけ長屋落語人情噺』 | 2022年3月 ポプラ文庫 | |||
文庫シリーズ賞 候補者非公開 | 受賞者 | 「鬼役」「鬼役伝」シリーズ | 光文社時代小説文庫 | |
「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズ | 双葉文庫 | |||
「御庭番の二代目」シリーズ | 二見時代小説文庫 | |||
「神田のっぴき横丁」シリーズ | 二見時代小説文庫 | |||
「仇討ち包丁」シリーズ | コスミック時代文庫 | |||
作品賞 | 受賞作 | 『琉球建国記』 | 2022年4月 集英社文庫 | |
『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』 | 2022年5月 中央公論新社 | |||
功労賞 | 受賞者なし |
選考委員:三田誠広(選考委員長)、菊池仁、雨宮由希夫、理流、加藤淳