第8回日本歴史時代作家協会賞は、2019年7月6日に、「新人賞」「文庫書き下ろし新人賞」「作品賞」の候補作品が選出され、2019年8月1日に最終選考結果が発表され、下記の通り、候補作品非公開の「文庫書き下ろしシリーズ賞」を含む、受賞作が決定しました。
また、年9月20日(金)に、八重洲ブックセンターにて「第1回日本歴史時代作家協会賞受賞記念トークショー&サイン会」を開催し、その夜、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて日本歴史時代作家協会賞授賞式及び懇親会を開催しました。
※候補作品および受賞作品の発表時点では、(新生)「第1回」と称しておりましたが、その後、歴史時代作家クラブ賞からの(通算)「第8回」と変更しました。
第8回 | 受賞 | 作家名 | 作品名 | 刊行 |
新人賞 | 受賞作 | 『髪結百花』 | 2018年12月 KADOKAWA | |
候補作 | 『鬼憑き十兵衛』 | 2019年3月 新潮社 | ||
『火神子 天孫に抗いし者』 | 2019年5月 朝日新聞出版 | |||
吉森大祐 | 『逃げろ、手志朗』 | 2019年1月 講談社 | ||
文庫シリーズ賞 候補者非公開 | 受賞者 | 「新・秋山久蔵御用控」シリーズ | 文春文庫 | |
「新・知らぬが半兵衛手控帖」シリーズ | 双葉文庫 | |||
「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」シリーズ | 光文社文庫 | |||
『一膳めし屋丸九』 | 時代小説文庫 | |||
作品賞 | 受賞作 | 『雑賀のいくさ姫』 | 2018年11月 講談社 | 『青山に在り』 | 22018年12月 KADOKAWA |
候補作 | 『醉象の流儀 朝倉盛衰記』 | 2018年12月 講談社 | ||
『もののふの国』 | 2019年5月 中央公論新社 | |||
『金剛の塔』 | 2019年5月 徳間書店 | |||
『斗星、北天にあり』 | 2018年11月 徳間書店 | |||
『朝嵐』 | 2019年4月 中央公論新社 | |||
功労賞 | 夢枕獏 | 「陰陽師」シリーズ | 1991年2月~ 文藝春秋/文春文庫 | |
「沙門空海」シリーズ | 2004年7月~ 徳間書店、角川書店/角川文庫 |
選考委員:三田誠広、菊池仁、雨宮由希夫、加藤淳(進行役)